創業者 稲田二千武ヒストリー

ファミリーイナダの創業者であり社長である稲田二千武のこれまでの軌跡。成功や挫折を経験しながら今日まで半世紀に渡りマッサージチェアを作り続けて来たその歴史をご紹介いたします。

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マッサージチェア専業としての飛躍

多くの事業を、段階的に手放すと同時に、本当に価値あるマッサージチェアを創るべく研究開発に
専念しだした稲田。

時を同じくして、マッサージチェアのニーズも広がり始めます。

これまで、農家や一軒家に置くイメージだったマッサージチェアが、マンションでも使える都市型の大きさやデザインに改良され、より多くの家庭で普及し始めたのです。

1990年代に入ると背中はメカで、脚はバイブレーションでマッサージするパーソナルチェアのようなスタイリッシュなマッサージチェアが登場。

さらに業界は拡大していきました。


多くの感謝を込めて工場移転へ

1994年、会社設立から長年基盤としてきた大阪の大東市から、故郷である鳥取県大山町へ
生産工場を移転しました。

マッサージチェアの生産が増える中で、工場を大きくする必要があったこともありますが、それ以上に、自分が生まれ育った故郷への恩返しと、地域活性化のために少しでもお役に立ちたいという思いから工場移転に踏み切ったのでした。